わらじの作り方

ここでは登山靴に履かせる私流のわらじの作り方を紹介します。
大崩山のモチダ谷や瀬戸口谷を通った時は重宝しました。
みなさんも色々アレンジしてもっといいのを作ってみてください

材料

荷造りなどで使うポリプロピレンのひもを使います(片足で20m程必要です)
ひもは余れば切り落としますので大体の長さで良いでしょう
*4尋を1本−−縦糸になります
*2尋を5本−−横糸になります。横糸は途中で繋いでいくので最初は1本だけ切れば良いでしょう
縦糸の配置

踵の部分でクロスさせます
絵では足の甲を結ぶひもが短いですがずっと先まで伸びています
横糸を編みこんでいきます

上の絵の@の部分に横糸を編みこんでいく所です
黒線が縦糸で黄線が横糸です
始点のAからBは10cm位で縦糸といっしょに編み込みます
絵は見やすいように書いていますので実際は締めこんで下さい
横糸を編みこんでいきます

縦糸の踵になる部分を足の親指にひっかけ横糸を編んでいきます
横糸の手前への詰めが甘いと歩いている途中で横糸が分離してしまうのでしっかり詰めこみます
ただし横糸を組みこみ始めた時は縦糸とのからみが十分でないので、力を入れ過ぎると 横糸が抜けてしまうので加減が必要です
靴幅位にわらじの幅を広げることはなかなかむずかしいことです。 私は今でも出来ませんが極端に狭くなければ歩くことに支障はありません
耳のつけ方

横糸を5〜6cm出しておきます
C次に往復してきた横糸で出た部分を絞り込んで耳をつくります
横糸が縦糸の下から出てくれば上から回し、上から出てくれば下から回します
横糸の繋ぎ方

横糸が短くなってきたらひもを又2尋程切ってR_img、組みこんできた横糸と切った横糸の 端をライターであぶり、切り口どうしをくっつけ1本化します
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踵の部分

靴の長さとわらじを比べて靴の踵付近まで編みこんで来たら横糸を絞り込んでいき、4cm程縦糸を横糸で ぐるぐる巻きにして横糸を結びます
つま先の部分

結び目は1重の方がよいでしょう
靴への結び方 1

1番目の耳には通さない
3番目の耳はもう少し踵寄りがよかったかも?
靴への結び方 2

ひもは交差させると緩みません
靴への結び方 3

ここで1番目の耳に通す
後は適当にひもを通し足首で結ぶ


出来あがりです。
1番目の耳を最後に通してしまうので、どうしてもひもが2重になってしまい スマートにならない。−−研究課題です
実際は登山靴を履いてからワラジを付けてください。